チ・チャンウクのアクション×ロマンス代表作『ヒーラー~最高の恋人~』(2015年・KBS)の1~2話あらすじです。※ネタバレが含まれているので、まだドラマを観ていない方やネタバレしたくない方はご注意ください。
広いビルの一室にテニスゲームで汗を流す男がいた。男の名はソ・ジョンフ。職業は殺し以外なら何でもやる闇の便利屋、コードネームはヒーラーだ。ゲーム画面がハッキングされ、床に倒れこんだジョンフ。「なんで電話に出ないの、仕事よ」電話の主はヒーラーのパートナーで 凄腕のハッカー 、元刑事のチョ・ミンジャ。
依頼を受け、地下鉄に降り立ったジョンフはターゲットを探すが、そこにはライバル会社ダブルエスガード(サンス組)の姿が。電車が到着し乗り込むジョンフ。ターゲットのコ・サンチョルを見つけたがサンス組に挟まれ身動きが取れない。ミンジャがハッキングで電車を止め、その隙にジョンフはコ・サンチョルを連れて電車を飛び降りた。サンス組に追いつかれ暗い線路上で闘うジョンフ。
カフェを経営する弁護士の養父と暮らすチェ・ヨンシンは小さなネット配信の新聞社「サムデー」に勤める芸能記者。芸能人の熱愛現場を撮影しようとマンションに潜入していたが、偶然その駐車場でダブルエスガードの社長ペ・サンスが持っていたヒーラーの写真を手に入れる。
ABSテレビのスター記者キム・ムンホは、労働問題のサムハン工業の記者会見場に到着した。しかし外でストライキする人に話を聞き、不当解雇の労働者を取材することに。スポンサーの問題からニュースでは取り扱えないと上司から忠告されるが、生放送で不当解雇について言及する。
一方ムンホの兄、大手新聞社の社長キム・ムンシクはサムハン工業からの相談を受け、「違法ストライキで会社経営が悪化」という内容の社説を載せる提案をしていた。ムンシクの妻ミョンヒは娘ジアンの命日にごちそうを作り並べていた。テーブルに飾られた写真には大学時代のムンシク、ミョンヒ、ジアンの亡くなった父ギルハンと友人2人が映っている。5人は大学時代から共に過ごした仲間だった。
DNAサンプルを取る依頼でヨンシンを尾行するジョンフ。ヒーラーに依頼した顧客はムンホだった。DNAが一致し、さらにヨンシンについて調べてほしいとメールで依頼するムンホ。
芸能人のマンション駐車場で女性が男から暴力を受けているのを見たヨンシン。その女性は涙を流しながら屋上へ行き飛び降りようとしていた。自らが5歳で捨てられたことや養子先で虐待を受けていたことを話し、我慢すれば辛いことは過ぎていくと女性を説得して助けるヨンシン。その様子を隠れて録画するジョンフだった。
ジョンフはさらにヨンシンを調べるため、ヨンシン宅に忍び込む。ヨンシンの部屋を捜索していると壁に貼られた自分の写真を見つける。
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感想☆ネタバレ
1話目からチャンウク氏の魅力全開で、カッコイイ~と夢中で観ちゃいました!過去の伏線があって現在が進んでいくストーリー展開ですが、もうすでに泣けるシーンあり、気になる過去ありで観ていて飽きません。ヨンシン、幼少期の辛かった話からは想像できないくらい明るくて元気で可愛い。ヨンシン養父とのやりとりがほのぼのしていて癒されますが、元刑事ミンジャの暗そうで明るいキャラとジョンフとの掛け合いもほんと楽しいです。
ムンホとムンシク、表向きは少し年の離れた普通の兄弟ですが、正義と悪みたいな正反対の立場ですね。ムンシクはかなりの権力者で家も豪邸で、奥さんキレイですが、ちょっと複雑な成り行きの夫婦のようです。もともとは友人の奥さんでその友人と娘が亡くなり、ミョンヒを好きだったムンシクと結婚したということみたいです。大学時代の写真を見るムンシクは難しい顔してました。笑顔も裏がありそうで怖いです。ムンホがDNA検査までしてヨンシンを調べたのも、ミョンヒの娘は死んでいないということですね。
そんなことは全く知らずにスター記者のムンホに憧れているヨンシンです。ジョンフが助けたコ・サンチョルは結局殺されて、ジョンフが容疑者として指名手配されてしまいましたが、これもムンシク絡みかな~と思います。先が気になるのでどんどん続きが観たくなるドラマです♪